2021/07/26
エンジニアの心得①
皆さん、こんにちは!
当方、都内のとあるITベンチャー企業に勤める中堅エンジニアのオリハラです。
今回は、システムエンジニアにとって、とても重要な知識とも言える、『開発手法』の重要性や、種類について簡単に触れていきたいと思います!
まず、『開発手法』とは何ぞや、というところから知りたい方向けにお伝えしますが、IT業界においてシステム開発をするには、どういう段取り(手順)をもってして進めるか、がプロジェクト成功の重要なカギとなります。その段取りなどをある程度形式化したものが、一般的に開発手法、と呼ばれています。
では、開発手法はどういったものがあるかというと、基本的には以下の三つに分類化されます。
・ウォータフォール型
・反復型
・アジャイル型
これらの開発手法についての深い知識は、様々な文献や書籍を読むことで身に着けることができますが、私が重要視すべきであると考えるのは、これらすべての開発手法について、学ぶ(基礎知識を持っておく)必要があるかどうか、ということです。
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■ 国内企業の各開発手法の採用状況(採用中の割合)
1位.ウォータフォール型 ・・・43%
2位.アジャイル型 ・・・17%
3位.反復型 ・・・16%
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引用元(https://japan.zdnet.com/article/35133346/)
↑こちらは、私が見つけた記事の中からピックアップしてきた情報をもとにランキング化したものです。(ソースはガートナー社が2018年に国内企業に対して行った調査です。古いソースですみません。。)
このランキングを見ると、約半分がウォーターフォールを採用していることが分かります。それなら、ウォータフォールだけとりあえず勉強しておけばいいじゃない!となるかもしれませんが、そうはいかないことが↓の情報を見ればわかります。
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■ 国内企業の各開発手法の採用状況(採用予定あり)
1位.アジャイル型 ・・・13%
2位.反復型 ・・・9%
3位.ウォータフォール型 ・・・2%
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引用元(https://japan.zdnet.com/article/35133346/)
なんと、これから採用予定の開発手法は、アジャイルが1位となっています!続いて反復型も2位となっており、採用中で1位だったウォーターフォールが最下位になっています。ということは、これからはウォーターフォールの採用状況は縮小していき、逆に、反復・アジャイルが増えていくことがうかがえます。
そのため、これからエンジニアとして食べていこうと考えている、そこのあなた。これからのことを考えると、反復やアジャイルについても学んでいく必要があるということになりますね。(してない人は勉強しましょう)
特に、エンジニアは現場が変わっても柔軟に対応していかなければやっていけない職種なので、新しく入った現場で知らない手法を使っていて置き去りにされた!なんてことはないようにしたいですよね。なので、教養程度でもいいので、各手法を少しずつでもかじってみて、軽く味を覚えておきましょう!
さて、今回はシステムエンジニアとして、とても重要な開発手法について触れてみましたが、いかがだったでしょうか。少しでも役立つ情報となれば幸いです!
今回は以上、またの更新を楽しみにお待ちください!
ありがとうございました!