2021/07/26
エンジニアの心得②
皆さん、こんにちは!
当方、都内のとあるITベンチャー企業に勤める中堅エンジニアのオリハラです。
今回は、初心者から上級者までシステムエンジニアとして働くすべての方がとても気になっている(はず)の、2021年7月現在のプログラム言語人気ランキングについて、触れていきたいと思います!
これからご紹介するのは、TIOBE Software社が毎月出しているTIOBEインデックス(プログラミング言語の人気ランキング)の順位表です。
複数の大手検索エンジンの検索結果のデータをもとに行われているため、比較的信用できる格付けです!
以下、2021年7月のランキングです。
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1. C 11.62%
2. Java 11.17%
3. Python 10.95%
4. C++ 8.01%
5. C# 4.83%
6. Visual Basic 4.50%
7. JavaScript 2.71%
8. PHP 2.58%
9. Assembly language 2.40%
10. SQL 1.53%
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引用元(https://www.tiobe.com/tiobe-index/)
(このリンクでは毎月ランクが更新されています)
こちらの順位をもとに、私なりに今回、1位になったC言語の魅力を解き明かしていきたいと思います。
栄えある1位となったC言語ですが、実は1970年代に開発された古参の言語なのです。しかし、時代に埋もれずに今1位であるのは、C言語のいくつかの特徴がそうさせていると考えられます。
まず、処理速度が他の言語に比べて高速である点です。プログラミング言語の処理速度の比較については、どこかの調査機関が出した公式の結果は見つけることはできませんでしたが、C言語はいくつもある言語の中でもわりと上位(大体5位以内かそれくらい)に位置しています。古い言語ながら、とても優秀です。
次に、汎用性が高いという点です。ひとえに汎用性が高いといってもいまいちピンとこないので、活躍のできる場が多い、と言い換えればわかりやすいかもしれません。パソコンの頭脳の部分であるOS開発をはじめ、自動車や家電などのハードウェアであったり、アプリケーションソフトウェアであったり、C言語で作れるモノはたくさんあります!これは、昔から利用されてきて、アップデートを繰り返してきた言語の特権なのかもしれませんね。
最後は二つ目の補足みたいなものですが、C言語がコンパイラ言語である点です。C言語はそのままコードを機械語に変換されることから、スペックの制限が厳しい組み込み機器(電子レンジ、カーナビやプリンタなど)の開発などでも、しっかりと活躍してくれます。これが他の言語の場合だと、コードをコンパイルした際に無駄なファイルなどが記憶領域を圧迫してしまうため、うまく容量を確保しなければならないという課題が生まれてしまいます。C言語は実は、とてもミニマリストな言語なのです。
以上、いくつかC言語の魅力を上げてみましたが、少しでもC言語に魅力を感じていただけたでしょうか。
実際のところ、ココには書ききれないくらいもっともっとC言語の魅力はあるかもしれませんが、それは皆様ご自身で見つけていただくのがきっと楽しいでしょう。
それに、プログラミング言語は今回1位となったC言語以外にもたくさんあり、今後も増えていくでしょう。それらの言語には、それぞれに、特有の魅力を秘めています。
少しずつ、それらを理解して、優秀なエンジニアとしての一歩を着実に踏みしめていってほしいです。(私も頑張ります。笑)
さて、今回はシステムエンジニアとして、とても気になる、プログラム言語人気ランキングについて触れてみましたが、いかがだったでしょうか。少しでも役立つ情報となれば幸いです!
今回は以上、またの更新を楽しみにお待ちください!
ありがとうございました!