2021/09/08
エンジニアの心得⑧
皆さん、こんにちは!
当方、都内のとあるITベンチャー企業に勤める中堅エンジニアのオリハラです。
突然ですが、皆さんは「DX」というワードをご存じでしょうか??
業界に元々興味があったり、すでに働いて少し経っていたりする方々は、
少なくとも聞いたことはあると思います。
実は今、IT業界ではこのDXをもとに社会的な変革が求められており、
その動向は”非常に注目”されています。
今後、この業界で働いていくにあたり、DXについて何も知らないと「ITリテラシーの低い人間」だと思われてしまうくらい注目されているワードです。(言い切れるほど注目されています。笑)
なので今回と次回の2弾に分けて、DXについて知らない方向けに、
じっくりとご紹介していきたいと思います!
では、今回はその第1弾です!
ご存じなかった方はこれを機にぜひ理解を深めてください!
- DXってなに??
ではそもそもDXとは何でしょう?
DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」の略称であり、
日本語では「デジタル変革」と訳されています。
それだけではイマイチピンとこないかと思います。
なので、もっと簡単に言うと「デジタルの力で社会を変えていく」です。
ですが、この解釈にとどまってしまうと、
そんなのどこでもやっているじゃないかと思う方が大半だと思います。
そうなると、DXについての理解がほとんどできていない状態のまま終わってしまうので、
次のセクションで、普通のIT化とDXの違いをしっかり解説していきます!
- IT化とDXは違う
前セクションにて、簡単にDXのニュアンスをつかめたかと思いますが、
ここからは、もっと詳しくDXについて触れていきます。
タイトルに上げた通り、今まで行ってきたIT化とDXには違いがあります。
単なる「IT化」は基本的に今までのビジネスモデルをあまり変えずに、
その流れの中で業務効率化や生産性の向上などを行っていくことを指します。
ですが、「DX」は今までのビジネスモデルを見直して、デジタル技術を利用し、
さらにより良いモデルへと抜本的に変えていくことを指します。
両者の違うポイントは、この「ビジネスモデルを変えるかどうか」です。
- どうして、DXの必要性が叫ばれるようになったか?
では、なぜ社会的にDXの必要性が叫ばれるようになったのでしょうか。
その経緯として、デジタルネイティブ企業の誕生が挙げられます。
2000年代後半、スマホやクラウド等の最新技術を利用し、
自らの資産をほとんど持たずに事業展開を開始した「スタートアップ企業」が次々と生まれました。
それらの企業が今では「デジタルネイティブ企業」と今では呼ばれています。
今回はその中でも非常にわかりやすい例として、Uberを挙げましょう。
Uberは、Uber Taxiというサービスを保有しています。
このサービスは車を持っていれば誰でも比較的簡単に始める準備ができて、
空き時間などを使って、お小遣いを稼ぐために気軽に利用できるのも、とても魅力的です。
その魅力的な新しい戦略により、次々と新規のユーザを獲得し、エリアを広げていき、今ではタクシー業界に昔から存在していた企業と取って代わってしまうほどの勢いがあります。
この新しく魅力的なビジネスモデルはほかの多くのデジタルネイティブ企業にも見受けられます。そして、様々な産業において新規参入してきたデジタルネイティブ企業は基本的に成長率が高く、その勢いを不安視するような見方も生まれてきました。
「便利さや真新しさを兼ね備え、台頭してきたデジタルネイティブ企業によって、各産業に今まで存在していた企業が駆逐されてしまうのではないか。」(こんな表現はちょっと誇大に見えるかもしれませんが(笑))、このような不安要素を解消するためにも、社会的にDXの必要性が叫ばれるようになったのです。
要は、デジタルネイティブ企業が成長してきたことにより、「さらにこれから新しく生まれてくるであろうデジタルネイティブ企業とうまく共存できるよう、今まで存在していた企業もビジネスモデルから見直して、サービスを刷新して準備しておこう。」という流れも生まれたということです。笑
、、、とちょっと歯切れが悪いですが、今回は一旦ここまでにしておきます!笑
次回も、同様にDXについて触れていきたいと思います!(第2弾です!)
以上、またの更新を楽しみにお待ちください!
ありがとうございました!