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2021/04/09

中途採用面接官の思うこと その②

中途面接官を長年担当していると、やはり色々な応募者がいらっしゃいます。

そんな中で、ぜひ欲しいと思う社員とそうでない社員の特徴をを話していきたいと思います。(第2回)

 

■Behaviorは普通なのに何度受けても落ちる人の特徴

・あたりさわりのない回答しかしない人

・毎回毎回そうですねぇ~、、から話し始める人

・ずっと笑顔満開で話し続ける人

・なんでも指示通りやります!という人

・やたらとうなずく人

 

面接官は完ぺきな回答など求めていません。考える力がある人かなという視点で大概は見ています。

そんな中、「あたりさわりのない回答しかしない人」がいたら確実にNGと評価します。なぜでしょうか?

例を見てみましょう。

 

例)あなたが新しいプロジェクトに配属され、突然大勢のクライアントがいる場に連れていかれ、上司がどうしても忙しく満足な説明ができない場合、どのような動きをしますか?

回答)そうですねぇ~。そういう状況にはなった経験がないので、、まずはどういう状況か考えてみます。

 

いかがですか?

あなたが採用面接官だったら、この回答をする人を採用したいと思いますか?

面接官がそんな答えを求めていないのは自明ですよね?つまりこの答えをする人はこの答え方でOKだと思っている時点で頭の悪い人と判断されます。

また、即興でこれくらいしか考える力がない人だとも判断します。

 

大切なことは、間違ってもいいから面接官が ぎょっ とする答えを回答することが重要なのです。

それこそが、面接のポイントです。

つまり大量に面接に来る人の中で、面接官にインパクトを残すこと≒考える力がある人ということです。

 

私だったら、

 

「突然そんな状況下におかれたら、上司は説明もしていないわけですから理由があるはず。つまり現場には説明をできる同僚がいることが考えられます。また突然連れていかれた現状から、補欠要員だと推測できます。

でしたら答えは簡単で、同僚に前任者の状況や仕事内容を即座に聞きにいき最小限の労力でキャッチアップします。

同僚が忙しいらしい?そんなのかんけーない、小島よしおっす。その緊急事態にいる状況下で自分がボケっとしているほうがよほどマイナスですから。」

 

いかがでしょうか?

 

これが答えとは言っていませんが参考にしてみてください。